前GP、私が禁を破ったせいか?

シュー様。

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勝てなくても、やっぱり私はシューが走る姿が好きです。

ピットに頭から入ろうと
次戦の為に、勝つ為に、次、勝つ可能性の為には何でもやる。
例えみっともないと思われようと、到底誰もやらないことを、出来ることはなんでもやる。
皇帝のプライドもない。

満身創痍で、普通次の事なんて考えてらんないよ。
それなのにシューは再びコース上に戻った。
トルコ、F1初開催の国の人たちの前に。
世代交代と揶揄された皇帝は戻って行った。

コース上に戻って来た時、私には何がなんだかわからなかった。
こんなのあり?って、ガレージに入った姿は夢か?って。
まさか予選ポジションの為とは。

こなすべき周回を終えて、静かにガレージに引き上げ
何の感情も出さずにマシンを降りるシューの後姿。
淡々と迎えるだけのクルー。
こんなの初めてだ。

一度も後ろを振り返らず、奥へと去る姿。
この姿を私は忘れない。

新聞に載った、うつむき、独りぼっちでピットガレージから引き上げるシュー。
通路の壁際を、壁際をだ。
誰も近寄れない雰囲気が見て取れる。

この姿に、これほど打たれるとは思っていなかった。

そして決めた。
シューが走るかぎり、私はしっかりとその走りを観る。
F1GP断ちは おしまい。

そして、今季のチャンピオンは無理でも来季完全復活だ!
その日を楽しみにして、応援しまくるぞ!

ここにミカのインタビュー記事を残しておこうと思う。

今後いかなるレーサーが現れようと、赤い皇帝の名はシュー様のものだ。


今年からDTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦中で既に優勝も果たしている元F1チャンピオンでミハエル・シューマッハの最大のライバルだったミカ・ハッキネンはミハエル・シューマッハがF1史上最も偉大なドライバーだと発言した。
今シーズンはアロンソとライコネンが覇を争う展開となっているが、どちらのドライバーもミハエルが成し遂げた功績を繰り返せるとは思えないだろうとも。
「ミハエルが僕が引退してからノンストップで勝ち続けて、長い間に成し遂げてきた成績を誰も成し遂げることは出来ないと思っている。
僕はミハエルがやってきたことを繰り返す事ができるか疑問に思っています。アロンソやライコネンでさえ近づくことはできないでしょう。ミハエルが最も偉大であるということです。
同郷のライコネンに対してもコメントをしていて、
「たとえこれからも不運に襲われ続けてもシーズン終了までキミは降参しないだろう。
キミは早かれ遅かれチャンピオンになるよ。」


最後に
トルコのサーキットは良いな。
バトンは嫌なヤツだな。

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