なんじゃそりゃ?

のどの激痛が治まらない。
熱は最高37.8までしか上がらなかったので油断してたが、やっぱり扁桃関係か。

仕方がないので薬を貰おうと、喉は耳鼻咽喉科の方が絶対いいとの大半の意見により、近所のボロイ医院へ。

地域限定HPでの評判がなかなか良かったので行く決心が着いた訳だが。
恐る恐ると言う感じ。

ボロ目のガラス戸を入ると、なんと、子供時代に飛んだような錯覚。

全く洒落てない、こげ茶のビニールの長椅子。(一部破れている)
なつかしい臭いのするトイレ。(便所って感じ、クサイってわけではない)
保健婦さんって感じの受付・・・元・嬢。

な〜んか、夏の日の待合の雰囲気ぷんぷん。
こういうのって感じてもらわないとわかんないのが残念。
ああ〜っ、文才があればなぁ。

呼ばれて診察室のドアを開ける、が。
・・・・ボロ過ぎてちゃんと閉まらない。(笑)

なんだかちょっと広すぎる部屋の、隅に、あの耳鼻咽喉科独特の椅子。(わかる?背もたれの高い、嘘発見器みたいなの)

そこに居る。

いや、いらっしゃる。
頭に銀の円盤みたいなの(わかるよね?)鉢巻みたいに巻いた。
頭髪部にもシャワーキャップみたいなのかぶった。
センセイも化石みたいだ!

いや〜、笑っちゃいそうになった。
若いんだか年取ってんだか良くわかんないオタクっぽいセンセイ。

でもこのセンセイ、すごく話しやすい。
ギスギスした感じもないし、インテリっぽく慇懃でもないし。
まさにオタクがぴったりな感じなのだ。

『ま、ほっといたって死なないけどね、薬出しとこうか』

普通言うかな、患者に。
そりゃ死なないだろうケド。
でも悪い感じもしない。

薬の量も最低限って感じで。
良いんじゃない。

あっという間に終わっちゃったんだが。
その薬で治まっちゃえば終わりって言われたんだが。

なんか。
仲良くなって入り浸りたいよ、ココ。

あぁ〜、子供の頃がなつかしい〜。

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