於 ベニサン・ピット

若松武史主演のチラシを見て、急遽チケット購入。
初日のプレビュー。

戦争物って、やっぱりこうなっちゃうんだなぁ。
なんだか淡々と進んで、途中眠くなっちゃった。
だけど、しっかりした人達の作る男芝居って、それだけで形にはなるんだよな。

旦那は珍しく、一度も眠気に襲われず、羨ましいなぁって思いながら観ていたらしい。
ああ、こんなの演りたい年頃なのね。

ストーリーがよく解らなかった、のは私と同じ。(苦笑)

でも、真面目な話を真面目にきっちり創り上げるって、考えるよりずっと難しい。
演ってる方の匙加減で変わってくる。
そこは、喜劇と同じで難しい。

やり過ぎればシラケルし、いい加減だと腹が立つ。
軽く真剣に、程よく力を抜いて。


素舞台に同じ作業台を整然と12個並べ、奥舞台に司令室。
ベニサンの小屋にも合って、戦時中の雰囲気は出てる。

若松さんの出番がもっと有って欲しかったけど・・・。
細かい芝居が上手い。
でもまた、リア王やオーベロンの様な華の有る王様が観たいな。


マチネのプレビュー。
終演後、ダメ出しやって転換の段取りしなおすんだろうなぁ。
そして明日の昼に再度リハやって、ソワレのプレビュー。
で、明後日から本公演か。

くぅっ、いいねぇ、プロは。

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