絵の価値。

2003年5月13日
旦那の元カノの妹から個展の案内が来た。
主に人物画らしい。
案内状の絵は、バケツ(?)に入った金魚を見つめるタンクトップの女性。
上手いんだろうなあ、たぶん。

でも、この絵買ってどうする?
飾る?
何処に?

・・・欲しい?

        ☆

私は絵を観るのは苦手デス。
美術館より博物館のほうが好きデス。

旦那は美術館で絵を観るのが好き。
付き合ってるときも、付き合わされた。

名のある人で好きだなあって思った絵は【バベルの塔】(で、良いんだよね?)
池袋(西武)で観たと思うんだけど、この絵にはワクワクした。

本当これくらい。

        ☆

そして、名もない人(失敬)では有光雄一朗さん。
主にアクリル画デス。
個展ごとにテーマを置いて、時には“青の世界”だったり、“カラス”だったり、“南米”だったり。
観てて楽しいし、解説(ってほど堅苦しくはない)を聞いても楽しい。

そして、お金に執着しない。

個展で売ってる絵にしちゃ安い。
購入すると、絵に合った額も選んで付けてくれる。
儲けは無いに近いだろうな。
あまりに安すぎるってんで、友達が値段を決めるようになったみたい。

『 俺は面倒だから均一料金でいいんだけどさ 』

リーズナブルで、素敵な絵、なので我が家でも沢山購入し、飾ってある。
でも狭いから半分押入の中・・・。(ゴメン)

        ☆

冒頭の彼女の絵は高い。
前に行ったとき驚いたもん。

『 こんな価値、ある????? 』

話を聞くと画廊に払う所場代が高くて、それでも画材の費用を考えると、元が取れないとか。
ちなみにそこは、以前私が電話交換手をしていた老舗書店の画廊。

暴利な会社。(怒)
今じゃリストラの嵐だって聞くが。

        ★

ここだけの話じゃないのだろうね。
銀座はいっぱい画廊がある。
銀座だよぉ?
所場代、高そうだよねぇ。

絵の価値って個展する画廊の所場代、って事なのかも・・・。

結局、自分の絵の価値を上げたかったら、所場代の高い所で個展をやれ、って事・・・?

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