「おや? ドリフの8時だよ全員集合! ですか?」

♪なんたらかんたら、たからぁづかぁぁぁ〜
   ♪あーたらこーたら、たからぁづかぁぁぁ〜

「うわっ、男の足袋は水色で娘の足袋は桃色だよ」

♪すっちゃんちゃんちゃちゃ、すちゃっちゃちゃ〜ちゃ〜
   ♪すっちゃんちゃんちゃちゃ、すちゃっちゃちゃ〜ちゃ〜

「あれ? トップもうはけちゃうのぉ?
 おっ? セリから上がってきたのが本当のトップ?
 えっ? どっちがトップ?」

      ☆ ☆ ☆

う〜ん。
味わいぶか・・・くない!
ダメダメ!
ちょっとはね、期待してたのよ。

『これをきっかけにはまっちゃったらどうしよぉ』

なんか、小劇場でやってる“なんちゃって宝塚”とかわらない。
立ち居振る舞い、うた、ダンス、衣装、舞台美術は、そりゃすごいよ。
でも、何も伝わって来ない。
先月観た『オケピ!』の布施明の唄なんて、すごく気持ちが伝わってきたのに。
全然、薄っぺら。
ストーリーだって、面白くも何ともない。
悪代官(悪麻呂なんだけど)迫力な〜い!
あれは中尾彬がいいね。
一部が終わった時、高橋英樹や松平健が観たくなっちゃったよ。
時代劇は、やっぱり男優に限る!

      ☆ ☆ ☆

二部はレヴュー。
まぁこれは、観れた。

♪ジョーイフル、ジョーイフル
    ♪ジョーイフル、ジョーイフル

あぁこのフレーズが頭から離れない。
すっごい早変わり。 よく間に合うなぁ。
もう、誰が誰だかちんぷんかんぷん・・・。
私達、トップとナンバー2っていうの?その区別さえ出来ない。(苦笑)
友達は以前にも一回宝塚を観てるんだけど、それと比べても「今回は全然」だって。
「前はね、取りあえず私でもトップがどれかはっきり分かった」
トップの貫禄、豪華さ、派手さが、今一だったらしい。
確かに、大階段から下りてくるラストだってたいした事なかったなぁ。
クジャクみたいな羽もなんか色あせて見えるほど、ちゃちっぽかったし。
娘役トップもあんまり目だたなくって、どれかわかんないんだよ。

うちの猫の方が可愛いぜ。

      ☆ ☆ ☆

ファンは何にはまるんだろう。
最後、トップが客席に向かってニコッとした時は確かに「カッコイイ」と思ったが。

ものすごく、肩身の狭い観劇でした。
友達は度々「プププッ・・・」と笑いをこらえていた。
私も笑いたいのをこらえて「帰り刺されるよ!」と注意していた。
アンコールがないのにも驚いた。
みんなとっとと帰るのねぇ。

        ☆

やっぱりどうしても行くなら、時代劇は避けたい。
どうしても行かなきゃならないならね・・・。

ああ面白かった!(へへっ)

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